変化するテンパーカラーで識別用途にも利用可能

銅めっき鋼線「マックワイヤーCP」は、バネ成形後の熱処理温度によりテンパーカラーが変化し、類似バネ等の識別管理に利用することができます。

識別のためにバネを塗装する必要がなくコストダウンを可能とします。

ただテンパーカラーの変化は大気中での熱処理による酸化皮膜の干渉色であり、真空炉などの無酸化雰囲気での熱処理では色調の変化は起こりません。

銅めっきのテンパーカラーの変化

temper0

熱処理前

temper150

150℃

temper180

180℃

temper200

200℃

temper250

250℃

temper280

280℃

写真は当社の実験結果で使用する熱処理装置や条件等により色調は変わります。また色調の変化は大気中での熱処理による酸化皮膜の干渉色であり、無酸化雰囲気での熱処理には該当しません。

熱処理により銅めっきが変色しても導電性は影響ありません

「マックワイヤーCP」は、低温熱処理により銅めっき表面の変色、酸化皮膜が発生しても導電性および導電率は影響を受けることはありません。

また熱処理による機械的性質についても一般的なピアノ線と同様です。

熱処理条件については特に制約はありませんので、バネの用途、目的により適切な温度域と時間での処理をお勧めいたします。

無酸化熱処理を行うと銅めっきの色調、光沢は変化しません

「マックワイヤーCP」を使用したバネ成型後の低温熱処理を真空炉や無酸素ガス雰囲気炉で行えば熱処理前の銅めっきの色調、光沢をそのままに維持することができ、酸化皮膜も生じません。

さらに窒素と水素ガスによる無酸化還元ガス雰囲気炉の場合は、酸化皮膜の不生成のみならず、水素の還元性ガスにより銅めっきの変色や油などの汚れが還元除去され、銅めっき表面は光輝になります。

また銅めっき表面は不活性ガスである窒素の極薄い皮膜によりコーティングされるため通常の使用では銅めっきの変色の心配はかなり軽減されます。

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