銅めっき鋼線の変色及び耐食性について
- ◎銅めっきの表面は空気中に放置するだけでも徐々に表面が酸化され赤っぽくなります。
また湿気等の腐食雰囲気に晒されますと赤黒くなり、更に進むと緑の銅錆びが出ます。
しかしこの変色、腐食被膜は極薄く、めっきの表面層だけにとどまり、内部にまでは進行
しません。
◎低温熱処理により形成されるテンパーカラー(酸化被膜)は、その後の変色をガードする
性質を有する為に、熱処理前と比べて変色の度合いは少なくなります。
◎一般に2ミクロン以上の銅めっき厚さがあれば、素材の鋼の赤錆が発生する心配はない
と言えます。しかしバネ成形加工時のカジリ等による銅めっき層に対する疵の深さの程
度によっては素材の鋼の赤錆が発生することがあります。
◎銅めっき鋼線は鋼線の切断面に対する防触性を持っていません。
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